日高ハルオ農園日誌

未来で一番の不安は何も先が見えないこと。

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果樹の生産技術研修がありました。メインは次世代の柑橘。

屋久島に適してそうで、新しく注目されている品種の話でした。

これは未来の話。これまでが今の話が多かったので、

こういう未来に向けてのテーマはいいですね、楽しい。

 

 

でも、こんな意見も出ました。

「いくつかの品種の話がありましたが、屋久島町として

島の農業を担う次の品種はこれだという指針はないのか」

それに対して「農家の側がこの品種がいいという

総意みたいな盛り上がりができれば、出来る限りの

支援ができる体制を作りたいと思います。」という回答。

 

 

まあ、農家側の気持ちも分かる。

そりゃあ、農家の側からすればいくつも品種紹介されても

じゃあ、どれがいいの?って思うでしょう。

コレだって言ってもらわないと先が見えないから不安。

 

 

けど、こういう未来に向けての話自体が今までなかった。

ということは、多分農政もまだ自信を持ってこれだとは

言えない状況なんだと思います。

これだと言っちゃうと「言っただろ!」って責任問われるし。

今はこういう未来の話が出て、情報くれただけでもいいと思う。

 

 

いずれ屋久島の次世代の品種はコレだって決まるでしょう。

それまでにいくらかの空白の期間ってヤツができるわけです。

この空白の期間と言うのは混沌とした状態になります。

混沌としてると先が見えないから、不安になっちゃう。

 

 

でも、この先が見えないっていうのが面白くない?

誰も何もアクションを起こさないかもしれないし、

誰かが自分で考えてアクションを起こすかもしれない。

個性とか自分らしさを出すにはうってつけの時間じゃない?

 

 

大きな流れでこれだー!って決まってしまうと

その流れに多かれ少なかれ飲み込まれるから、

それまでに出来ることをやってみよう。

決まってないからこその何かが出来るかもしれません。

混沌を楽しむ。それが次世代を作っていく気がします。