ナカラセ農業ラボ

みかんの剪定~基礎編~

みかんの収穫が終われば待っている作業があります。それは、剪定作業です。

この作業は来年の収量を左右する作業ですし、樹の形「樹形」を決める大事な作業です。

しかし、この作業にはどうしても慣れが必要になってきます。今回は不慣れな人にでもわかりやすいように伝えたいと思います。まぁ、文章で説明するのはなかなかですががんばります。

まず、樹から徒長枝が出ている場合があります。その枝を切って処理しましょう。基本的にすべて切ってしまっても構いませんが、樹の内側に空間がある場合や樹高を引き下げる必要がある場合は徒長枝を利用して枝を作りましょう。

 

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もし、枝を作る場合は徒長枝の根元から葉を5~7枚程度残して切ってください。切るときも枝が出てくる方向を考慮して切りましょう。

徒長枝を切り終えたらいよいよ樹本体に取り掛かります。いきなり切る枝を決めて切っていくのも良いですが、なかなか難しいと思います。
なので、枝振りなどを見て残す枝を先に決めてしまいましょう。残す枝が決まればその枝に対して邪魔になる枝をバシバシ切っていきます。

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 切るときも果実が実ると枝が下垂してきたりしますそうなった時のことも想像しながら切りましょう。剪定前にちょうど良い茂り具合の樹は春芽が出ると
枝が混んでしまいます、少し切りすぎたかなと感じるぐらい切りましょう。

枝を切っていくと太い枝を処理することになることがあります。そのときに切 り口に枯れ込み防止ようの殺菌剤を塗布しましょう、本来なら大小関わらず
切った枝すべてに塗るのが良いのですが、全部に塗ると時間もかかります、一つの目安として親指よりも太い枝には殺菌剤を塗布しましょう。
殺菌剤はバッチレートとトップジンの二種類が多く使用されていますが個人的には後者の方が癒合が早いような気がします。

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 上のように切っていけば基本的に大丈夫だと思いますが、SSを使用して薬剤散布する場合は薬がかかるように残す枝を決めなくてはいけなかったりします
自分の園の管理作業を考慮して剪定を行いましょう。

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ーーー本日の一言まとめーーー

“剪定”は残す枝を“選定”する作業である。剪定に基本はあるが正解はなし、剪定 はその園の個性である。

以上ナカラセでした

 

yactive Kingdom 農林尚書 ナカラセくん