屋久島農園再生プロジェクト物語

1.父からの電話。

農園再生プロジェクト1

2010年、夏。

当時ボクは外資系人材コンサル会社に勤務していた。

担当は再就職支援。

リストラや工場閉鎖に伴う解雇された人を再就職させるというのが仕事。

基本的には企業担当で、企業を回って求人をもらったり、人材の紹介をしたり、応募の支援をしたりしていた。他には再就職したいという人の経歴を聞き取りしたり、職務経歴書に落としこんだり。

 

勤務していた地区の仕事が一段落して、地区の営業所を縮小しようという話になった。

年俸制での契約で契約も1年ごとだったため、次期の契約はなしの方向で話が進んでいた。

 

まだ若いんだから、こっちの仕事は年配者に譲って新しい仕事を見つけて…的なことも言われたなぁ。

 

とはいえ、他の会社からお声をかけていただいたりしていたし、職業柄就職活動についてはあまり不安を持っていなかった。

 

 

そんな矢先に地元屋久島に住む父から電話があった。

「こっちに戻ってきて、一緒にやってみないか?」