日高ハルオ農園日誌

夏日。暑い。だけど…草刈り。

新規ドキュメント 31_1

久しぶりの雨で読書に勤しんでいました。

まさに「晴耕雨読」。こういう時間の使い方って贅沢ですね。

雨のせいかヒンヤリした一日ですが、昨日は夏日でした。

ここところ、毎年のように春に夏日がありますね。

異常気象と言われてはや数十年。もはや何が正常気象なのか正直ボクには分かりません。

 

 

昨日は農園の草刈りをしていました。

4月だと侮っていたら、びっくりするくらいの夏日。

全国的に暑かったらしく、陽射しも強かったです。

夏だったら、体に暑さに慣れているので耐えられるんですが、

急に暑くなると、体がうまいこと調整できないのでダルダルになってしまいますね。

気がつけばかなり日焼けもしていた模様。久々にヒリヒリ。

くっ…太陽は苦手だぜ…と農家にあるまじき吸血鬼のようなことを思いながらの一日でしたよ。

 

世の中には除草剤という便利な代物もありますが、あえて草刈りをしました。

今どきの除草剤は選択制といって、植物には効いても動物には影響が少ないといった高機能で、すごく便利なんです。

でも、あえて草刈りをするのには、ちゃんと理由があります。

刈った草が肥料となるんです。そういうのを緑肥といいます。

刈った草は堆肥と同じ効果を期待できます。

 

かっこ良く言えば循環型農業ってやつですね。

生えてる草もムダにしない!というセコイ根性もありますけども。

刈った草が栄養分となるためには、分解される必要となります。

分解を効果的にできるように、ボクは微生物入り堆肥と自家製酵素を使っています。

農園の土壌に微生物を増やして、分解を促進させたいと思っているからです。

農業技術員の話では、草刈りをこまめにしていると、年間で10aあたり1トン程度の堆肥を与えたのと同じなんだそうです。

分解が効果的に進めば、もっと高い効果を与えられるってわけですね。

 

 

すでに栽培面積の60%が耕作放棄地を再生させている園になっています。手間とお金がかかる割には、収入が見込まない農園ということです。

農業もビジネスですから、収支を意識します。そこにあるものを効果的に使ったほうがいいと考えたんです。

昔から物欲が薄かったり、あるもので足らせようとする傾向が強く、「ケチだ」とか「しぶい」って言われることもありますが、それが今はちょっとした強みになている気もします。

そこにあるものを使う。もったいない。昔の人の知恵ですね。

古くて新しい。そいうものの価値観を大切にしたいです。